センター概要
センター長挨拶
予測不可能な社会の中で、理論に裏付けられた高度な実践力を強みとして、専門業務を牽引でき、柔軟に社会の変化に対応し、新たなモノやサービスを創り出すことができる人材を養成すべく、豊富な実務経験を有する実務家教員がその担い手となることが期待されています。
しかし実務能力を有しているだけでは学生にとって効果的な教育をできるとは限りません。この点について実務家教員には、より効果的・効率的・魅力的な教育実践や実務領域における知の体系化を行う能力が求められています。
このような背景から、社会構想大学院大学では今後の社会において重要性が高まる実務家教員の質向上を目的に、実務家教員COEプロジェクト(文部科学省「持続可能な産学協同人材育成システム構築事業」)を立ち上げ、実務能力・教育指導力・研究能力の3つの能力を身に付けた実務家教員を輩出することを目指し、2021年3月までに約300名の修了生を送り出しました。
次世代高等教育研究センターでは、実務家教員として活躍されている方、及び実務家教員養成に関連する教育プログラムを修了した方の教育研究能力の質保証に貢献することを目指し、実務能力・教育指導力・研究能力を継続的に更新していただくためのプログラムを開発・提供します。
実務家教員の皆様、実務家教員を目指す皆様に、より高い競争力や教育研究能力を有する実務家教員としてご活躍いただくための一助として、次世代高等教育研究センターのプログラムをご活用いただけますと幸いです。
次世代高等教育研究センターの独創的な取組を通じて、高等教育の発展の一翼を担ってまいります。
センター長 川山 竜二
センター概要(設置目的)
次世代高等教育研究センターは、社会構想大学院大学が推進する実務家教員COEプロジェクトの一環として設立された組織です。
今後の社会において重要性が高まる実務家教員の質向上の一翼を担うべく、最新の実務能力・教育指導力・研究能力を持続可能な形で維持・向上するためのプログラムを開発・提供することを目的として発足しました。
目的の実現のため、主に以下の2つのことに取り組みます。
1.実務家教員FDプログラムの開発・提供
実務家教員として活躍する方、または実務家教員養成課程修了生を対象に、継続的な実務能力・教育指導力・研究能力のスキルアップ、及び大学教員として働く際に必要な基礎知識に関するFDプログラムを提供します。
2.認定実務家教員制度の実施
実務家教員として活躍する方、実務家教員FDプログラム修了生、及び実務家教員養成プログラムを修了した方を対象に、自身が最新の実務能力、教育指導力、研究能力を身に付けた実務家教員であることを社会的に証明するための資格制度を運用します。
組織図